富士の山に護られて

大寒波が日本全国を震撼させている17日早朝、
ここ神戸の街にも雪がうっすらと積りました。
凍てつく空気と、まだ陽の昇らない暗闇の空は
16年前のあの日と同じ。
六甲山系からの、まるで呻き声のような
地響きと轟音に4頭の犬たちと共に
言葉にならない不安と恐怖に慄いた記憶が
やはり
昨日のことのように鮮やかに甦ります。
心ない人の発した棘々しい言葉。
”神の怒りに触れた街”
一瞬にしてすべてを奪われた人たちへの
この上ない冒涜の言葉は、
なぜか16年の間
私の心から消えることはありません。

犠牲になられた6434名の方たちのご冥福を
心よりお祈り申し上げます。
そして43792名の怪我をされた方たちの
心と体に今尚残る傷が一日も早く癒えますように
心からお祈り申し上げます。

 ***

ある意味”私事”の始まりでごめんなさい。
神戸の街を見下ろす六甲山系に
失われた樹々が生息していた地肌が目立つようになりました。
街中では山を追われたであろう猿やあらいぐまが出没しています。
猪はもちろんのこと、野生動物たちは
確実に山に居場所を失っていると感じます。
私たちの生の営みは、自然の恵みに護られているのだと
今更ながら思うのです。

昨日、小林さんから届いた画像です。

110116_1148~01

N地区です。
積雪はご覧の通り全くありません。
ようやく小林さんの後について敷地内に入った
「すず」。
昨年3月に逃走してからのご帰還です。
その体型から決して空腹の時を過ごしていなかったと
伺えます。
N地区の敷地は、約800坪なので
小林さん一人での”追いかけっこ”は難しく、
今日学生さんが現地へ来られる予定なので
すずを犬舎へ入れるおつもりだと、今朝のお電話で話されていました。
すずも
銀ちゃんみたいに、やはり自由がいいのでしょうか。

奄美大島でも100年ぶりに雪が降ったそうです。
山梨現地に雪が積もっていないのが不思議なほどです。

「ココは、富士のお山に護られているんですよ!」

それが小林さんの口癖です。
雪がないのがせめてもの救いです、と小林さんは言われます。
自然の猛威に耐えてきた犬たちへの
山の神さまからの贈りものなのかもしれません。
そして、富士のお山は小林さんという存在も
やさしく護られているように感じます。

110107_1337~01

110107_1337~02

倒木の多いN地区への道。
いつ巻き込まれてもおかしくない現場です。
いつだったか、小林さんとの会話の中で
小林さんはこのように言われたのがとても印象に残っています。

「犬たちがみんないなくなれば、もちろん僕も(この場所から)消えます。」と。

人生を犬たちへ捧げてきた小林さんの言葉です。
重い言葉です。けれど、温かい言葉です。
短い言葉に凝縮された小林さんの犬たちへの想い。
どうか山の神さま
犬たちのおとうさんである小林さんを護ってくださいね。

2月
山梨現地は、本格的な冬の到来です。
毎年2月には積雪もあるそうです。
犬たちにこれ以上過酷な寒さが訪れませんようにと
願い続けます。

60頭の山梨wankoたち。
すべての犬たちに、ささやかな幸せを。
毎日、せめてお日さまの恵みが降り注がれますように。




green.gif 
ponta148.jpg 

 山梨wankoチャリティーショップ 

「ワンコインご寄付」(500円一口となっています)の
チャリティーショップを開設しました。
みなさまの小さなお気持ちが、
やがて大きな輪となりますことを願っています。
趣旨にご賛同してくださった方は、ご協力のほど、
どうぞよろしくお願い致します。


green.gif


hhr08.gifご支援につきましてはお手数ですがコチラでご確認ください。


green.gif


「ご質問やお問合せ」はお手数ですがメールにてお知らせくださいね。
右サイドバーの「メールフォーム」又は、
FormMailサービスからお願い致します。   
icon_mail29.gif ←アイコンをクリックしてくださいね。
ご注意FormMailサービスをご利用頂く場合、
合計「送信ボタンを2度」クリックしなければなりません。
お手数ですが、ご確認くださいね。

green.gif


お一人でも多く方たちに
山梨wankoの存在を知って頂く為、
そして、現地でひっそりと生きる犬たちへ
お一人でも多くの方たちに
ほんの少~しお気持ち寄せていただきたくてランキングに参加しました。
応援してくださいねどうぞよろしくお願い致します。

にほんブログ村 犬ブログ 犬 ボランティアへ
にほんブログ村 クリックしてくださいね。






テーマ : ☆動物愛護☆
ジャンル : ペット

コメントの投稿

非公開コメント

仕事から帰り、新聞を開くと、震災の記事がありました。
そこに写っていた少女の写真を見たら、ひどく泣けてきて、しばらく泣いてしまいました。
命には全てに寿命があり、避けられない運命というのがあるのでしょう。でも、どうしてそこで命の灯火を消されなければならなかったのかと思うとやりきれません。
残されたご家族の胸の内を思うと、いまだ癒されない悲しみがそこに刷り込まれている日々を感じます。
今日は眠る前にローソクの灯りで子供たちと震災の話をしました。そしてみんなで手を合わせました。
命を持ち続けるようにと神に告げられた方々そして山梨のこの極寒で必死に命を燃やしている魂、神に招かれた命の分も幸せになれ!

わんわん大好きさまへ

おはようございます。
マザーテレサの言葉に「愛の反対は憎しみではなく、無関心。」
というものがありますね。
けれど、関心を抱き過ぎると自身の心が砕ける、あるいは、
潰れそうになる場合もあると思うんです。
人の心の痛みに想いを副わせることは出来ても、
個々の固有の境界線を踏み越えることは叶いません。
関心を寄せる、無関心でいられる、それらの線引きは
大変難しいと感じるのですが、
わんわん大好きさまが
限りなく優しい心の持ち主であることだけは、私には充分伝わっています。
どのような命に対しても平等な想いを寄せられるところは、
小林さんととても似ているように思います。
小林さんにとりまして、虫であれネズミであれすべての命は平等である、
のだと感じてきました。
わんわん大好きさまも、小林さんのように
ある意味気持ちの切り替えスイッチをONにされる器用さを身につけて欲しいと
切に願います。って、とことん不器用な私が言っても重みはありませんね。
どうぞお心ご自愛くださいね。

神戸市民の一人としまして、犠牲になられた方たちに祈りを捧げてくださったこと
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。


管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメントさまへ

こんにちは、お返事すっかり遅くなり失礼いたしました。
お話出来てよかったです。勝手言いますけれど猫さんの件、
どうぞよろしくお願い致します。

緊急で、という訳ではないのですが
あれば重宝するものはやはりガスボンベと
そんなふうに思います。
あと、川で使用する作業用厚手ゴム手袋の出来るだけ長いもの、
と直接小林さんとお話された支援者さまからお聞きしています。
その方がお送りになられたようですが、必需品であると思いますし、
又それ以外にも何か必要なものがあるかを小林さんにお聞きしてみますね。

いつも山梨へのお気持ち、感謝致します。
ありがとうございました。
ご支援のお願い
お振込先・送付先は コチラ       hhr08.gif 
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
ご協力下さい!
楽天のアフィリエイトに参加しています。
ショップにてご購入の際は、コチラのバナーより入ってご購入していただけると嬉しいです♪
山梨wankoチャリティーショップ
shopbanaresize.jpg
最新コメント
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新トラックバック
検索フォーム
プロフィール

FJNyamanasi

Author:FJNyamanasi
yamanasiwanko応援ブログへのご訪問ありがとうございます。  

最新記事
カテゴリ
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR