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命の軽視ーその罪

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動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)

みだりに殺し、又は傷つける
懲役1年未満、または100万円以下の罰金

みだりに給餌又は給水をやめることにより衰弱させる等
50万円以下の罰金

遺棄
50万円以下の罰金   (記述:wikipedia参照)




2007年1月1日に眠るように旅立った愛犬ハナは、
1991年12月31日大晦日。
雪の積もる公園で、鉄柱に鎖で繋がれたままで捨てられていました。
推定年齢1歳の小さな柴犬です。
私が初めてハナに会ったのはそれから約一ヵ月後の事です。
捨てられていた当初の状況は、近隣の方たちから教えて頂きました。
尻尾を後ろ足に挟み込み、決して近づかず、
遠くからじっと、楽しそうに散歩する3頭の愛犬たちを眺めていました。
ヤセッポッチな犬。その姿いっぱいに怯えをまとい、
それでも「近づきたいな」と、必死で訴えている。そんな気がしました。

それから一ヶ月。雨の日も雪降る日も、
毎日食べものを持ち歩き、痩せた犬の保護に挑戦しました。
何日か経った時荒れた空き地で、
犬が寝床にしていたと思われる窪みを見つけました。
その周囲にはきっと一人で遊んでいたのでしょう。
子供たちの忘れたプラスチック製のおもちゃや小枝、
そして私がごはんを入れていたキティちゃんのお椀も
きちんと「巣」へ持ち帰っていたのです。
乱雑に置かれた犬のタイセツナモノを目にした時、私の決意は固まりました。

未だ1歳だった犬。寒空に放置され、
一体どれほどの空腹と不安と恐怖の内側にいたのでしょうか。
聞けばいたずらっこ達に棒切れで追い払われ、小石を投げられていた汚れた犬。
絶対私が守ってあげるから。そう強く思ったのを思い出します。
ある日、犬は突然目の前でくるんとお腹を見せ、私の前でやさしい表情を見せました。
チャンス!!とばかりに首輪に手をかけようとした時、
首に深く食い込んだ仔犬用の首輪が、目に飛び込みました。
咄嗟に手を引っ込めて、祈る思いで「さぁ、おうちへかえろうね」と呼びかけました。
もしも又逃げればどぉしよう。せっかくのチャンスを逃せばどぉしよう。
心配しながら、それでも小さく築き上げた犬との信頼関係にかけてみようと。

犬はむっくと起き上がり、すたすたと私の後をついてきました。
その時の感激は、今も心の玉手箱で静かな時間を重ねています。
首輪を外す時を最初に以後5年間、私は犬に噛まれ続けました。
もちろんキツクではありません。
思わず噛んでしまった。という程度の噛み方です。
首輪を外す時は血が噴出しました。
犬は年老いても尚、首の辺りに手を触れようとすると
噛み付こうとしました。
あまりにも哀しい条件反射でした。

そして、ハナと名付けられ家族になった後も、
物音なのか、皮膚の感触なのか、あるいは記憶なのかはわかりませんが、
ハナは突然パニックになり、悲鳴ともとれる大きな奇声を発しました。
未来へと歩き始めているというのに、過去の記憶はいつまでもハナを苦しめました。
放浪時に「人間の魔の手」から逃れる為に覚えたのでしょう。
散歩時には必ず側溝へすとんと下り、
歩きづらそうにトコトコ進んでいた姿が忘れられません。
尻尾をくるんと巻き、太短い足をちょこちょこと交互に出し。
ハナは私の心に生きています。

ある日ハナは、ノーリードのブルテリアに追いかけられ逃走したことがあります。
その犬がハナの娘に襲い掛かったので、パニックになり抱き上げようとした時に
ハナのリードが手から放れた為でした。
臆病なハナは、それでも大切な娘を守る為、
意識的にブルテリアを反対方向へ誘いました。
中高年の飼い主と思われる男は、笑っていました。
必死で追いかけましたが、見失いました。
すぐに交番保健所へ連絡し、夜になってもハナを呼び続け捜しました。
ハナは戻ってきませんでした。
翌日、近くの交番から連絡があり、
ハナらしき、おそらく犬が側溝に隠れているのだと言うのです。
赤い紐つけてますか?それを近くの工事現場の作業員さんが見つけて
交番に知らせてくれたのでした。
転げ落ちるように交番から現場へ向かい、ハナを呼びました。
お尻からもそもそと這い出したのは、紛れもなく私の大切なハナちゃんでした。
よほど一晩怖かったのでしょう。
抱かれたハナの目から涙が流れ落ちました。
私は初めて「犬が泣く」ことを知りました。

16年ともに暮らした捨て犬ハナ。
虐待を受け、それでも必死で生きていたハナ。
ハナとの出会いが、私のその後の人生を大きく変えました。
今、静かに眠るハナの写真を見る度に、強く心に願います。
どうか。どうか。全国でハナのように酷い仕打ちを受けている犬や猫、
すべての動物が、惨い現実から一時も早く解放されますように。

自分より弱い立場にやいばを向ける、あまりにも身勝手な人間達。
ただ生きていることが、そんなに腹立たしいのでしょうか。
一体彼らがあなたに何をしたのでしょうか。
うるさく吠えた?
お腹が空いているかもしれない。
喉が渇いているのかもしれない。
どこか痛いところがあるかもしれない。
「不審な対象」を威嚇しているのかもしれない。
精一杯「見えない敵」から身を守る事で
もぉすっかり疲れてしまったのではないかと、心配です。
私達には言葉があり、伝達方法も多種多様です。
吠える事のみでしか、訴えられない弱き命を
どうかこれ以上苦しめないでください。
物言えぬ弱い命たちをこれ以上!苦しめないで!!

これは亡きハナからの伝言です。
ハナちゃんはまるで仔犬のようなあどけない顔で旅立ちました。
住職さんがおっしゃいました。
特別な日、例えば家族の誕生日や祝日に亡くなる子は、
家族への想いがとても強いのですよ。と。
日付が変わった1月1日0時に息を引き取ったハナちゃんです。
私の仕事が終了するのを待っていてくれました。
今、私の横にいる小夏も同じ境遇を背負っています。
一年3ヶ月暮らしました。未だに物音にビクビクしています。
わたしの傍から片時も離れません。

どうか哀しい日々を生きる命たちを、決して増やさないで欲しいのです。
生きる権利は平等に与えられている筈です。
人間だけが偉いのだと、一体誰が定めたのですか。
あなたのイマは、決して犬達の責任ではないのがわかりませんか。
あなたのイマは、あなた自らがつくりあげてしまったイマなのです。
自己中心的な考え方は止めて頂きたい、と切に望みます。
あなたは...
犬の瞳を凝視出来ますか?



愛犬ハナの犬生については、これまでプライベートブログやその他でも
折につけ触れてきました。
彼女の淋しく苦しく過ごした幼年期を想う時、
「虐待」の二文字が頭から消えません。
ハナと小夏。ともにさみしく哀しい仔犬時代を経て成長しました。
イマ同じ境遇で苦しむ犬や猫たちが、せめて穏やかな表情を取り戻せますように、
その願いを込めて書きました。
動物愛護法にも定められていますが、飼育放棄はもちろんのこと、
最も憎むべきは「加虐」により動物達へ苦痛を強いることだと強く思います。
人間の仮面を被った悪魔は、法の下に罰せられるべきなのです。
私はソレを、心の底から懇願しています。
法律は施行されるためにあるのですから。

弱き立場への虐待行為は、
人間として最も恥ずべき行為です。

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