インサーくん、ダンくん、安らかに。

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更新を怠り気味ですみません。
少々公私とも多忙の為、中々小林さんに連絡することが出来ませんでした。
そんな中、本日哀しいお知らせが届きました。

8月1日・・・N地区のインサーくん、推定年齢15~16才。
※8月7日・・・K地区のダンくん、推定年齢16~17才。
老犬にとっては過酷な季節に、2頭の犬たちが相次いで旅立ちました。
※先ほど小林さんから日付の記載を入れ忘れました、との
メールを頂戴致しましたので、ダンくんの旅立ちの日を8月7日に訂正致しました。

インサーくんの旅立ちから、既に1週間が過ぎています。
何も知らず、「犬たちに変わりはないでしょうか?」とのメールのお返事で
訃報を知りました。ショックでした。
常日頃、せめて懸命に生きた魂が空へ上っていく時には、
手を合わせたいと思ってきました。
いち早くご報告させて頂き、支援者のみなさまとご一緒に
冥福を祈りたいとの切なる気持ちでいました。
お花を買い求め、安らかに旅立てるよう祈ってくださる支援者さまも
いらっしゃいます。
どんな状態であっても、もっと密に連絡を取るべきでした。
遅いご報告になり、本当に申し訳ございません。
おそらく、7月末の転居をご存知の小林さんが、
私を気遣われたのだと思います。
電話連絡とはいえ、一年半以上も小林さんとは直接言葉を交わしていますので、
私の性格をよく把握されているのだと思います。
心配性で、落ち込みやすいこの性格が、本当に情けない限りです。
みなさまにもご迷惑をおかけしていることが多いですね。きっと。
今後は、このようなことがないように
きちんと連絡を取らせていただきたいと思います。

8月初旬。静かに還っていった二つの命。
共に15年以上の歳月を現地で過ごしました。
現地で起こった様々な「現実」をしっかり見届けていたことと思います。
最期の瞬間、瞼の裏に浮かんだのは一体誰の顔だったのでしょうか。
2頭が生きた現地を、再度振り返ってみたいと思いますので、
お付き合いくださいますようにお願い致します。

昭和62年、元々のオーナー所有の30頭の犬、
27頭の猫が現地へ移送されました。
平成元年には、精進湖、湖畔に捨てられていたマラミュート犬12頭を
K地区に保護。
それ以後、捨てられた犬たちを現地へ連れてくる、という元オーナーを
誰も責めることは出来ません。
もちろん、無計画に頭数を増やすことは
多頭飼育崩壊を免れない現実であったかとは思います。
だからといって、山で飢え放浪し続ける犬たちへ救いの手を差し伸べる事だけが
非難されるべきことなのでしょうか。
捨てられた犬たち。家庭犬であった筈の日々へ戻りたい一心で
飢えと乾きに苦しみながらも、懸命に生きてきました。
小林さんは当初より、元オーナーの知人であった為、
今日まで深く犬たちと関わることになられました。
その後、行政サイドからの「現地責任者に」との強い要望で、
本格的に居住を移し、山での生活を始められました。

動物愛護法改正に伴い、犬や猫たちへの感心が高まり、
平成11年各マスメディアの取材が連日行われ
山梨の犬たちは世間に広く知れ渡ることになりました。
けれど、この一連の騒動ともいえる報道の為、
「犬捨て山」との汚名をきせられ、
やがて現地近くの山へ犬たちを捨てに来る人が増えたと聞いています。
犬たちの頭数は400頭を超えるまでになりました。
あまりに悲惨な現場を初めて視察されたマルコ・ブルーノさんは、
「命の不法投棄現場」であると、怒りをぶつけられました。
さすがに行政も動き出し、平成14年一斉に避妊去勢手術が施されました。
(上記、小林さんの報告文書を参考にしています)

時間の経過と共にやがて忘れ去られ、
多頭飼育問題は「風化」されていきました。
そのような歴史の内側で、淋しい生涯を終えたN地区のインサーくん。
どうか、これからは穏やかに。きっと安らかに。
今頃は多くの仲間たちと、ゆったりとした時間に包まれますように祈ります。
長い間ご苦労さまでした。
そして、K地区で小林さんの愛情に見守られながら生涯を閉じたダンくん。

dan09.jpg
(写真は、学生さん管理HPよりお借りしています)
どうか、インサーくんと仲良くしてあげてくださいね。
17年間の後半は心穏やかな時間が流れていたとは思います。
けれど、過酷な日々を経験しながらも一生懸命生きてきました。
ダンくん、長い間、ご苦労さまでした。
どうか安らかに眠ってください。


ご報告が遅くなり、申し訳ございませんでした。
インサーくん、ダンくんのご冥福を
心よりお祈り致します。



☆お願い☆

山梨県都留市多頭飼育問題が、世間に広く知れ渡ってから約11年。
現地では、何一つ変わることなく犬たちの生活がひっそりと続いてきました。
そして50代だった小林さんの上にも、非情に時間は流れていきました。
人生の後半を犬たちのお世話一筋にかけられるその姿勢には、
いつも勇気付けられ、励まされてきました。
日中の暑さが厳しい山での生活です。
この暑さの中、電気、水道、ガスは閉ざされた状態のままに暮らしておられます。
大変なご苦労かと思いますけれど、近頃では
みなさまのおかげさまで、様々な支援物資が現地へ届けられ、
小林さんも大変喜んでおられます。
ただ、孤独感、孤立感は拭えないのではないかと、生意気にも思ってしまうのです。
そこで、みなさまにお願いがあります。
もしもお友達や知人の方にお便りされる場合、
一枚のハガキを、小林さんへの「残暑お見舞い」に宛ててくださいませんでしょうか。
小林さんの宝物は、ダンボール箱いっぱいのみなさまからのお便りです。
みなさまの温かいお気持ちが、もっともっとたくさん集まりますように願っています。

小林さんと86頭の犬たちにとって心地よい秋風が、一日も早く届きますように。

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